みんなの銀行、バーチャルデビットカードを提供へ--5月下旬のサービス開始にあわせ

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のみんなの銀行は2月5日、ジェーシービー(JCB)と協働し、カードレス決済が可能なバーチャルデビットカード「みんなの銀行デビットカード」の提供を開始すると発表した。

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 みんなの銀行は、国内初のデジタルバンクとして5月下旬にサービス開始を予定。デジタルネイティブ世代をターゲットにしており、スマートフォン完結でデータを活用したパーソナライズな金融サービスを提供。UI/UXもシンプルかつモダンなものを採用する。

 また、国内の金融機関では初めて勘定系にGoogle Cloud Platformを採用。マイクロサービスやオープンAPIにより、外部との連携がしやすい設計を採用するほか、外部に銀行サービスを提供するBaaSも展開予定。FFGは、広域展開型地域金融機関だが、みんなの銀行は全国で利用可能だ。

 同行では、原則として口座開設と同時に無料でバーチャルデビットカードを発行。すぐに国内外のJCB加盟店(インターネット決済など)にて、預金残高の範囲で利用できる。また、限度枠変更や利用の一時停止・解除などもアプリ内で操作可能だ。

 支払金額は、その場で預金口座から引き落としされ、利用した店舗名などと併せて口座の取引履歴(タイムライン)に反映。お金の管理もアプリで一元的に行えるという。

 同行は、人や企業、様々なコミュニティにとって価値あるモノを仲介するプラットフォーム(=架け橋)でありたいという想いから、世界のシンボリックな7つの橋の名前を支店名に採用している。カードの券面には、利用者が選択した支店名の由来となる橋のイラストが描かれている。

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