Facebookなど大手IT企業、政治献金を一時停止--米議会乱入事件受け

Shelby Brown (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2021年01月12日 11時42分

 米国時間1月6日に起きた米連邦議会議事堂への乱入事件を受け、Facebookは政治行動委員会(PAC)からの献金を中断したようだ。このような決断を下したテクノロジー企業はFacebookだけではない。

提供:Andrew Hoyle/CNET
提供:Andrew Hoyle/CNET

 Facebookの広報担当社Daniel Roberts氏は米CNETに対し、「先週のひどい暴力行為を受け、われわれは当社のPACの献金を少なくとも現四半期の間停止しており、また当社のポリシーを見直している」と述べた。一時停止の対応は、政治献金全般に適用されるわけではないとした。

 Googleも乱入事件を受けて政治献金を凍結している。同社の広報担当者によると、Google NetPAC(Googleが設立したPAC)による政治献金を凍結しており、ポリシーを見直しているという。

 Microsoftも同様の措置をとる可能性があると述べている。テクノロジー企業のPACは従来、民主党と共和党両党に献金してきた。

 ソーシャルメディア企業は、Donald Trump米大統領の支持者が議会に乱入した件で大統領を非難している。FacebookはTrump氏のアカウントを無期限で凍結し、Twitterも同氏のアカウントを永久停止とした。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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