Appleは米国時間9月2日、アプリのサブスクリプションを一定期間にわたり無料または割引価格で提供する「オファーコード」を2020年内に導入すると発表した。
アプリ開発者は、1回限り有効な一意のオファーコードをデジタルまたはリアルのイベントなどで提供し、新規顧客の獲得に役立てることができる。「iOS 14」および「iPadOS 14」のユーザーは、「App Store」内か、コードを引き換えられる1度限りのURL、またはアプリ内でオファーコードを入手できる。
Appleについては、App Storeでの支配力に関して開発者から懸念の声が高まっている。人気ゲーム「フォートナイト」を開発するEpic Gamesは、Facebookなどの開発元と共に、AppleがApp Storeでサードパーティー製アプリを金銭面で支配している状況を批判している。米議会の公聴会や、大手IT企業の反競争的行為に関する欧州連合(EU)の調査も、アプリ開発者に課される最大30%の手数料などを見直すよう促す、Appleへのさらなる圧力になっている。
今回の変更は、ますます厳しい視線にさらされているAppleによる、イメージ改善に向けた取り組みの一環とも考えられる。
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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