グーグルの「.new」ドメイン、他社サービスにも対応--SpotifyやMediumなど

Rae Hodge (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2019年10月30日 11時12分

 ブラウザーのアドレスバーにショートカットを入力することで、Google以外のサービスにもアクセスできるようになった。Googleは米国時間10月29日、複数の新たな「.new」ドメインショートカットを明らかにした。これらのショートカットを利用すると、SpotifyやMediumといった他社のサービスの機能に直接アクセスできる。

Googleのロゴ
提供:Getty Images

 Googleが3つのショートカット「docs.new」「sheets.new」「slides.new」を初めて導入したのは2018年だ。これらの短いアドレスをウェブブラウザーのURLバーに直接入力すると、それぞれ「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」の新規文書を素早く作成できる。今回の追加では、アドレスバーに「playlist.new」と入力するとSpotifyの新規プレイリスト作成ページ、「story.new」と入力するとMediumの記事作成ページ、「link.new」と入力するとBitlyの短縮リンク作成ページにアクセスできる。「RunKit」にAPIのアイデアを投稿したり、「Cisco Webex」のウェブ会議を開始したり、「OVO Sound」で楽曲カバーをカスタマイズする新しいショートカットもある。

 Googleの最高情報責任者(CIO)を務めるBen Fried氏は29日のブログ記事で、「すべての『.new』ドメインはHTTPS接続を介して運用されるため、『.app』『.page』『.dev』と同様に安全だ」と述べた。

 Googleは10月15日から2020年1月14日まで、商標登録者からの「.new」ドメインの申請を受け付ける。2019年12月2日から2020年7月までは限定的に申請を受け付け、Googleのポリシーに準拠していればドメインを付与する。2020年7月21日からは誰でも取得できるようになるが、ポリシーには従う必要がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]