2画面デバイスでの「夜明け」シミュレーション、マイクロソフトが特許出願

Asha Barbaschow (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2019年07月08日 12時05分

 先週公開された特許出願書類には、デュアルスクリーンの別の使用法が記載されている。具体的には、Microsoftはデュアルスクリーンデバイスを夜明けのシミュレーションに使用することを説明している。


 この特許「Mobile smart device with integrated dawn simulation」(統合された夜明けシミュレーション機能を含むモバイルスマートデバイス)は、米国時間2017年12月29日にMicrosoftによって出願された。

 特許出願書類で概説されているように、この技術は主に、時計を備えたモバイルデバイスに向けたものだ。

 「この技術の1つの例では、デバイスは第1画面と第2画面、コントローラーを備える。第2画面は第1画面に物理的に結合され、第1画面とは異なる方向を向いている」(Microsoft)

 コントローラーを設定して、第1画面に時計を表示させることができる。

 特許出願書類には、「さらに、コントローラーを設定して、第2画面に間接光を表示させることも可能だ。この間接光は、所定の時間に近づいた時点から所定の時間に達するまでの間、徐々に輝度が増していく」とも書かれている。

 この特許では、デュアルスクリーンや夜明けシミュレーション(多くの場合、日の出に合わせて照明のタイミングを調節する手法)の所有権を主張していない。

 特許は以下の技術の所有権を主張するものとなっている。「第1画面と、それに物理的に結合され、別の方向を向いた第2画面、そして、第1画面に時計を表示させたり、第2画面に夜明けシミュレーションを提供(所定の時間に近づいた時点から所定の時間に達するまでの間、徐々に輝度が増していく照明の提供を含む)させたりするように設定可能なコントローラーで構成される装置」

 Microsoftは、うわさされる2画面デバイス「Centaurus」を正式には発表していない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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