PUMA、スワイプで締めるシューズ「Fit Intelligence」--スマホやApple Watchで調整

 PUMAは、靴ひもを自動的に締めたり、締め具合をスマートフォン用アプリから調整したりできるシューズ用技術「Fit Intelligence(Fi)」を発表した。Fi対応の第一弾製品として、ワークアウトや軽いランニング向けのトレーニング用シューズを2020年に発売する。

靴ひもが自動的に締まるトレーニングシューズ(出典:PUMA)
靴ひもが自動的に締まるトレーニングシューズ(出典:PUMA)

 Fiは、靴の内部に渡した“ひも”をモーターの力で締めたり緩めたりして、締め具合をワンタッチで調整できる技術プラットフォーム。甲の部分に取り付けられるFiモジュールの表面を上または下へスワイプすれば、調整が可能。さまざまなシューズに適用できるという。

Fiモジュールをスワイプして締め具合を調整(出典:PUMA)
Fiモジュールをスワイプして締め具合を調整(出典:PUMA)

 内蔵センサーが締める力を検知し、足にフィットするよう自動調整されるそうだ。スマートフォンのアプリから締め具合の確認や調整もできる。さらに、スマートウォッチ「Apple Watch」からの調整にも対応する。

充電台などが付属する(出典:PUMA)
充電台などが付属する(出典:PUMA)

 第一弾の発売に先立ち、PUMAはベータテスト「Fi Beta Test」を開始する。同社の提供しているトレーニング用アプリ「PUMATRAC」(iOS版Android版)を通じ、参加希望者を募る。

Fit Intelligenceの紹介ビデオ(出典:PUMA/YouTube)


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