ドバイ首長国連邦のドバイを拠点とする航空会社Emiratesは現地時間7月4日、3Dの仮想現実(VR)体験をウェブサイトに追加した。訪問者は「A380」の機内をVRで体験することができる。
ユーザーはA380のエコノミー、ビジネス、およびファーストクラスの客室、高級なラウンジとシャワーの3Dレンダリングを散策することができる。
さらに、各セクションのさまざまな座席に座って、眺めや機能を確認できるほか、客室の照明をつけたり消したりすることも可能だ。通常、乗客が客室の照明を操作することは禁止されている。
本当に物珍しいものは、より高額なセクション内にある。そこでは、ユーザーはエコノミークラスよりも快適に足を伸ばせる空間やミニバー(ファーストクラス)を確認できる。
モバイルデバイスやEmiratesアプリでウェブサイトを訪問すれば、仮想環境内で座席を予約することも可能だ。VRヘッドセットを使って客室を散策したり、座席を選んだりすることができる。
Emiratesのコーポレートコミュニケーションズ、マーケティング、およびブランド(デジタル)担当シニアバイスプレジデントのAlex Knigge氏は、「この最先端ウェブVR技術を発表する世界初の航空会社になったことを嬉しく思う。この技術は、素晴らしいEmiratesの体験について搭乗前に詳しく把握できる没入的な機会を顧客に提供するものだ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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