[ブックレビュー]8つのタイプから解説--「職場の『やりづらい人 』を動かす技術」

KADOKAWA
詳細:単行本 / 272ページ / KADOKAWA / 著者:秋山 進 / 発売日:2018/03/24 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm × 13.0cm × 2.2cm / 重量:0.3 kg
内容:職場では「どうもこの人とはスムーズに話が進まない」という相手もいれば、「この人の指示は的確で仕事がサクサク進む」という人もいる。モノの見方や考え方が、どこか自分とは違うんだろうなと思いつつも、どう違うのかわからない上に、付き合い方もわからない。こういう職場の人間関係を改善して、仕事をうまく回していけたらと思っている人に、本書は役立つ。
「職場の『やりづらい人 』を動かす技術」
「職場の『やりづらい人 』を動かす技術」

 職場では「どうもこの人とはスムーズに話が進まない」という相手もいれば、「この人の指示は的確で仕事がサクサク進む」という人もいる。モノの見方や考え方が、どこか自分とは違うんだろうなと思いつつも、どう違うのかわからない上に、付き合い方もわからない。こういう職場の人間関係を改善して、仕事をうまく回していけたらと思っている人に、本書は役立つ。

 本書では、30個の質問に答えて自分の「タイプ」を出し、仕事のやり方や考え方を客観的に知ることで、今後の自分の仕事への取り組み方を改善できるとともに、それぞれのタイプとのうまい付き合い方も学べる。視点、思考、行動の3種類にそれぞれ対となるタイプがあり、全部で8つのタイプが導き出される。それぞれの特徴や、良い点および悪い点を読むと、「たしかにそうだ」と納得できるところが多々ある。職場の皆でできれば、より有効だと思われるが、無理な場合は特徴を読んで「上司はこれだな」と当てはめればいいだろう。

 実際にはもっと細分化されるようだが、大まかにでも自分の傾向と相手の傾向を知ることで、正面からの対立を避けることができたり、より円滑にことを進めるための助けになったりするだろう。ちなみに筆者は、ミクロ×直観意味×HOW/WHAT。HOWとWHATは同点だったのだ。実際どちらの解説にも納得がいった。

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