Oculus、VR空間でライブ配信を共有体験できる「Oculus Venues」提供開始

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 長谷睦 (ガリレオ)2018年05月31日 11時04分

 Facebook傘下のOculus VRは米国時間5月30日、「Oculus Venues」のサービスを開始した。Oculus Venuesはコンサートやスポーツ、コメディ番組などのコンテンツを仮想現実(VR)空間でライブストリーミングするサービスで、他のユーザーと一緒にコンテンツを体験することが可能だ。同サービスはOculusの新たなVRヘッドセット「Oculus Go」のお披露目時に初めて発表された。

提供:Oculus
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 Oculus Venuesの初イベントは、シンガーソングライターVance Joyのライブコンサート(日本時間5月31日午前11時30分から)となる。これを皮切りにさまざまな無料のライブ中継が予定されており、コメディ番組、スポーツイベント、映画、コンサートなどがコンスタントにVR中継されるという。コメディ番組は双方向中継ではなく、アバター同士は会話できるが出演者からはアバターが見えない形になるという。

 発表されたばかりのラインナップはまだそれほど幅広いとは言えない。コンサート(Vance Joy、Everclear、それに「School Night! Live From Hollywood」会場からの中継)、Lionsgateの映画(『レザボア・ドッグス』『地獄の黙示録』『ヴァン・ワイルダー』)、「Gotham Comedy Live」のスタンドアップコメディ、サッカーのインターナショナルチャンピオンズカップ、さらにはMLBも数試合をVRで楽しめる。サービス立ち上げの段階では、NextVR、Lionsgate、AEG Presents、MLBがパートナーとなっている。利用するにはOculus Goまたは「Gear VR」が必要となる。

提供:Oculus
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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