写真で見る国際海事展「Sea Japan2018」--船舶用“ARナビ”も登場

 船舶用機器の製造メーカーであるJRCSが、日本マイクロソフトと協業して進めるプロジェクト「JRCS Digital Innovation LAB」の展示。IoTやAI、ビッグデータを活用したもので、Microsoft HoloLensを着用した「デジタルキャプテン」が、陸上から自律航行船を操縦する。デジタルキャプテンはHoloLensを通じ、遠隔地にいる他のデジタルキャプテンとも3D海図を共有しながら、船舶への指示を出す。サービス展開は2030年頃を目指しているという。同社はこの他にも、Microsoft HoloLensを使用した遠隔トレーニングソリューションや遠隔メンテナンスソリューションを開発している。
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 船舶用機器の製造メーカーであるJRCSが、日本マイクロソフトと協業して進めるプロジェクト「JRCS Digital Innovation LAB」の展示。IoTやAI、ビッグデータを活用したもので、Microsoft HoloLensを着用した「デジタルキャプテン」が、陸上から自律航行船を操縦する。デジタルキャプテンはHoloLensを通じ、遠隔地にいる他のデジタルキャプテンとも3D海図を共有しながら、船舶への指示を出す。サービス展開は2030年頃を目指しているという。同社はこの他にも、Microsoft HoloLensを使用した遠隔トレーニングソリューションや遠隔メンテナンスソリューションを開発している。

 4月11日~3日、東京ビッグサイトにて「Sea Japan」が開催された。「国内最大」をうたう国際海事展で、国内企業のみに留まらず、中国や韓国を始めとする海外企業・団体も出展した。

 会場では、船の基幹部分を構成するエンジンやクラッチなどの機械製品に関する展示が主体となっていた。その一方で、船舶や管理システムのネットワーク化や、将来の自動操船時代を見据えたプロジェクト、省エネを意識したコンセプトモデルなど、新時代を見据えた展示も多く見られた。

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