東急電鉄ら、暮らしのIoTを推進する「コネクティッドホーム アライアンス」設立へ

 東京急行電鉄(以下、東急電鉄)は7月25日、ぐるなび、日本マイクロソフト、パナソニックグループ、ビックカメラ、三菱地所グループ、美和ロック、LIXILらとともに、企業連合「コネクティッドホーム アライアンス」を設立すると発表した。


「コネクティッドホーム アライアンス」の概念図

 コネクティッドホームとは、暮らしのIoT(Internet of Things)のこと。日本では、工場の効率化など産業界でのIoT導入が進んでいるものの、生活シーンにおいては、各企業が個別に製品を開発しているため、連鎖的な暮らしのIoTサービスが実現できていないという。

 本アライアンスの設立は、この現状の打破が目的。人々の暮らしに密着した、多種多様な業界のリーディングカンパニーが集まることで、生活課題や社会課題をつかみ、業界や企業の垣根を越えた、ライフスタイルの革新に取り組む。

 現段階での参画予定企業は約30社。特別顧問として、日本のIoTの権威である東京大学生産技術研究所教授の野城智也氏、デザインディレクターとして、ロボットデザイナーであるフラワー・ロボティクス代表の松井龍哉氏が参画する。

 9月に設立総会、10月より参画企業による業界横断の研究会を開催する予定。研究会では宅配、高齢者ケア、災害時対応などのテーマで暮らしのIoTを研究し、必要に応じて実証実験を行う。

参画予定企業一覧(2017年7月25日現在)

<住宅/不動産/ホテル関連>

  • すてきナイスグループ
  • 東急不動産ホールディングス
  • 東急ホテルズ
  • フキ
  • 三井不動産グループ
  • 三菱地所グループ
  • 美和ロック
  • LIXIL

<電機/IT関連>

  • 加賀電子
  • 日本アイ・ビー・エム
  • 日本ヒューレット・パッカード
  • 日本マイクロソフト
  • パナソニックグループ(代表:パナソニックシステムソリューションズジャパン)
  • 日立製作所
  • 富士通
  • ネットワンシステムズ

<生活サービスその他>

  • イッツ・コミュニケーションズ
  • 伊藤忠商事
  • ぐるなび
  • Connected Design
  • ジュピターテレコム
  • 住友商事
  • DCMホールディングス
  • 東京急行電鉄
  • 日立キャピタル
  • ビックカメラ
  • 丸紅
  • 三菱商事
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 三菱UFJニコス

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]