日本通運をかたる迷惑メールが多数--サイト誘導やウイルス添付

別井貴志 (編集部)2017年04月27日 20時43分

 日本通運の社名やそれに類似した社名を名乗る迷惑メールが4月27日、多数出回っているようだ。日本通運では、「日本通運の社名および類似名称を名乗る迷惑メールにご注意ください」として以下のとおり、注意を喚起している。

社名を「日本通運」「日通」「Nippon Express」「日本運通」「HI-TECH NITTSU(THAILAND)」や商品名を「ペリカン便」「日通宅配/ペリカン便」「ペリカン配送 日通宅配便」「【日本運通】お知らせサービス」などと名乗り(送信元のメールアドレスが当社アドレスと酷似している場合もあります)、あたかもお届けの荷物をお預かりしているような内容になっており、出会い系サイト等への誘導や、ウィルス感染を目的としたファイルが添付されている場合があります。
 このようなメールは日本通運とは一切関係のない迷惑メールですので、返信や添付ファイルの開封、本文中のURLへのアクセスをなさらないようにご注意ください。

 さらに、警視庁犯罪抑止対策本部でも、Twitterで以下のとおり注意を促している。

【サイバー犯罪対策課】
ウイルス付メールが拡散中!件名は「日本通運CSD提供データ」。本文は添付ファイルの確認を求める内容となっていますが、添付ファイルはCSVファイルを装ったウイルスです。ご注意ください!

 また、日本通運では今回の迷惑メールの事例として、以下を挙げている。

日本通運が挙げた迷惑メール事例 日本通運が挙げた迷惑メール事例

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