レノボ、プレミアムモデル「ThinkPad X1」シリーズ--LTE搭載、新色シルバーも登場

 レノボ・ジャパンは2月8日、多様化するワークスタイルに対応するプレミアムモデル「ThinkPad X1」シリーズ3製品を発表した。なお同日、ユーザビリティーを追求した「ThinkPad」の主力モデルとして別途4製品も発表している。

 今回発表されたのは、14インチの大画面とユーザビリティを、13インチのサイズに凝縮したフラッグシップ「ThinkPad X1 Carbon」。大画面14インチマルチモードPC「ThinkPad X1 Yoga」。プロジェクタを装着可能な脱着型マルチモードPC「ThinkPad X1 Tablet」の3製品。

新たにシルバーも登場
新たにシルバーも登場
全面シルバーだ。トラックポイントの赤とThinkPadのiの赤は変わらない
全面シルバーだ。トラックポイントの赤とThinkPadのiの赤は変わらない

 ThinkPad X1シリーズの3製品では、CPUは最新の第7世代 インテル Core i5/i7プロセッサを採用し、高速近距離通信のWiGig対応モデルやLTE対応モデルもラインアップした。LTEは、通常の性能、品質、耐久テストに加えて、日本(横浜)、米国(ノースカロライナ)、ドイツ(ミュンヘン)でフィールドテストを実施したという。LTEの対応バンドは1/3/8/18/19/21/28/41、3Gは1/6/8/9/19に対応する。

 加えて、WiGig対応モデルで別売の「ThinkPad WiGig ドック」を利用すれば、ケーブル接続の手間と時間の削減が可能だ。なお、ThinkPad X1 CarbonとThinkPad X1 Yogaには新色シルバーが登場しており、ウェブサイトにて販売予定だ。

カーボンハイブリッドカバーが進化--「ThinkPad X1 Carbon」

 ThinkPad X1 Carbonは、堅牢性はそのままに、狭額縁の採用により従来モデルと比べて縦横約1cm削減。13インチモデルと同等の本体寸法を実現した。

「ThinkPad X1 Carbon」
「ThinkPad X1 Carbon」
狭額縁設計だが、カメラの位置はキープした
狭額縁設計だが、カメラの位置はキープした
多彩なワイヤレス接続のための筐体設計
多彩なワイヤレス接続のための筐体設計
LTEのフィールドテストは、日本(横浜)、米国(ノースカロライナ)、ドイツ(ミュンヘン)で実施したという
LTEのフィールドテストは、日本(横浜)、米国(ノースカロライナ)、ドイツ(ミュンヘン)で実施したという

 また、軽さ約1.13kgながら、最大約15時間のバッテリ駆動時間も可能にし、軽量化と長時間駆動を両立。従来の指紋認証に加え、IRカメラも選択可能。Windows Hello対応で、セキュリティも強化している。

 主な仕様は、OSがWindows 10/Windows 10 Pro。CPUがインテル Core i5/i7 プロセッサ。メモリが8Gバイト/16Gバイト DDR3(オンボード)。ストレージが最大1Tバイト SSD(NVMe選択可能)。ディスプレイが14.0インチ FHD(1920×1080)IPS/WQHD(2560×1440)IPS。

 インターフェースは、USB Type-C(Thunderbolt 3)×2、USB 3.0(Type-A)×2、ミニネットワークポート、HDMIなど。

 バッテリ駆動時間は、最大約15時間。本体寸法は、323.5mm×217.1mm×15.95mm。重量は、約1.13kg~。カラーバリエーションは、ブラックとシルバー(ウェブのみ)。

 ダイレクト販売価格は、20万円(税別)より。

クリックパッドの操作音を静音化
クリックパッドの操作音を静音化
9年ぶりにカーボンハイブリッドカバーを刷新。剛性を向上させ、軽量化を実現した
9年ぶりにカーボンハイブリッドカバーを刷新。剛性を向上させ、軽量化を実現した
新世代超軽量カーボンハイブリッドカバーの構造
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