MSの「Xbox Live」、「iOS」「Android」ゲーム対応を検討か

Nick Statt (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年03月04日 08時07分

 Microsoftの「Xbox Live」ハブは、最も堅牢で充実したソーシャルゲームの場の1つであり、今まさに、モバイルの世界へと進出するための大きな一歩を踏み出そうとしている。

 Microsoftは、Xbox Liveを「iOS」と「Android」のゲーム向けに提供開始することを検討しているという。同サービスの横断的機能の集大成として、「Xbox」ゲーム機、「Windows」搭載のスマートフォンや端末を超えて、「iPhone」とAndroid搭載端末へと、その対象範囲を拡大しようとしていると、The Vergeが米国時間3月3日に報じた。

 この動きを最初に示唆していたのは、Microsoftによる最近の求人広告だった。その広告には、「現代的なオープンソースのフレームワークを構築する。このフレームワークは軽量で、『Windows Store』『Windows Phone』、iOS、Androidなど、多様なプラットフォームにわたって拡大、拡張可能である」と記されていた。

 この計画はその後、Xbox Liveによってモバイル上のソーシャルゲームを再活性化させるという、さらに大きな取り組みの一環であることがわかった。モバイル上のソーシャルゲームは現在、Appleの「Game Center」などの閉鎖型でプラットフォーム固有のネットワークによって、活性化が阻まれた状態にある。

 この取り組みにおいて重要な点は、オープンソースを主張していることである。Microsoftは、開発者(特に、収益性の高いモバイルゲームを開発する開発者)が新しいアプリに簡単にXbox Liveの機能を追加する方法を構築したいと考えており、現在、その取り組みを推進するための人材を募集している。これまではXbox Liveをモバイル上に統合するには、Microsoftとの密接な連携が必要だった。そのプロセスを簡素化し、自社独自のモバイルOSに固執することをやめれば、Xbox Liveは、ソーシャルゲームに与えられている現行の選択肢よりも格段に魅力的な代替策となる可能性がある。

提供:Microsoft
提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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