20万ドル相当の「Apple I」、リサイクル業者に持ち込まれる

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年06月02日 08時00分

 ある女性がリサイクル業者に持ち込んだ箱の中から「Apple I」が見つかったという。San Jose Mercury Newsが報じた。

この女性にとってこのような機器はあまり意味のないものだったのかもしれない。
この女性にとってこのような機器はあまり意味のないものだったのかもしれない。
提供:Justin Sullivan/Getty Images

 同報道によると、女性が4月にシリコンバレーのリサイクル業者Clean Bay Areaを訪れ、電子機器の入った箱を複数持ち込んだという。Clean Bay Areaで副社長を務めるVictor Gichunによると、女性は夫が亡くなり、遺品を整理していたという。

 Gichun氏は、「女性が『これらを処分して、ガレージを片付けたいと思って』と言うので、税申告用にレシートが必要か聞くと『何もいらない』と答えた」と述べる。

 その2週間後、Gichun氏らが持ち込まれた箱を開けたところ、その1つからApple Iが出てきた。NBC Bay Areaに語ったところによると、同氏は当初、偽物だと思ったという。

 Clean Bay Areaは5月に入り、このApple Iを個人の収集家に20万ドルで売却した。同社は、自社のポリシーによって売却額の半分を提供者に渡すことになっている。だが、その女性は、レシートを受け取らなかっただけでなく、名前も名乗らなかった。

 Clean Bay Areaはこの女性を探している。Gichun氏は女性を覚えていると述べるが、SUVを運転していたこと以外は明かしていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]