アップル、著名人画像流出と「iCloud」脆弱性の関連を「積極的に調査」

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2014年09月02日 11時37分

 Appleは米国時間9月1日、同社の「iCloud」サービスのセキュリティー脆弱性が、女優のJennifer Lawrenceさんなどを含む著名人のプライベートなヌード画像が複数流失した問題の原因であったかについて、「積極的に調査している」と述べた。

 Appleの広報担当者Natalie Kerris氏は、Re/codeに対し「われわれは、ユーザーのプライバシーを非常に重視しており、今回の報道について積極的に調査している」と述べた。米CNETはAppleにコメントを求めているが得られていない。

 大量の際どい画像(一部は本物されているが、別の一部は偽物とされている)はまず1日に、画像ベースの匿名掲示板4chan上に出現した。画像は、Lawrenceさんのほか、モデルのKate Uptonさん、歌手のAriana Grandeさんなど著名人のiCloudアカウントから取得されたものとされており、ソーシャルメディアを通してインターネット中にそれ以降拡散されている。

 Githubによると、同オンラインストレージサービスの「Find My iPhone」機能の脆弱性によって、複数回にわたって立て続けに正しいアカウントパスワードを推測しようとする総当たり攻撃が可能になったという。Appleは脆弱性を修正したと、Githubは報告している。

 しかし、一部の画像は異なる端末から取得されたと見られており、長期にわたり蓄積された可能性がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]