米国における小売り店舗の単位面積あたりの売上高ランキングが公表され、Apple直営店が2011年に続き、トップになったことが明らかになった。
RetailSailsが15種類のジャンルにわたる小売チェーン200社以上を対象として実施した調査によると、Apple直営店はこの1年間で、床面積1平方フィート(約930平方cm)あたり、米国のどの小売業者よりも多い売り上げを達成したという。
同調査によると、Appleは2012年、床面積1平方フィートあたり6050ドルの売り上げを達成しており、これは2位に入ったTiffany & Co.の3017ドルの2倍強にあたるという。なお、RetailSailsが2011年に実施した調査でも、Appleは床面積1平方フィートあたり5626ドルの売り上げを達成し、トップの座を飾っていた。
単位面積あたりの売り上げで首位になったAppleだが、RetailSailesによる1店舗あたりの売上高ランキングでは首位の座を逃している。この調査ではCostcoが首位を飾っており、AppleはBJ's WholesaleとVillage Super Marketにはさまれ、9位となっている。また2011年の1店舗あたりの売上高ランキングで10位となっていた大型小売店のBest Buyは、今回の調査では圏外となった。なお同社は現在、組織再編のまっただ中である。
Apple直営店網は2012年5月に11年目を迎え、同社の成功における中心的な役割を果たしてきている。同社は会計年度末日の9月30日時点で390の実店舗を展開しており、2013会計年度にはさらに30〜35店を開店する計画である。なお、同社の小売部門責任者であるJohn Browett氏の退職発表が米国時間10月29日にあったことから、この分野は目が離せない状況になっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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