アップル、オーストラリアなどで「iPad」4G対応モデルの名称を変更

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年05月14日 11時12分

 オーストラリアを含む一部の国々では、Appleの「iPad」のWi-Fi版が「iPad Wi-Fi + 4G」と呼ばれていることに対し、不満の声が上がっていた。


提供:Screenshot: Chris Matyszczyk/CNET

 というのも、iPad Wi-Fi + 4Gは、例えば、オーストラリアのLTEネットワークでは動作しないからである。同国のLTEは700MHzではなく1800MHzの周波数帯で運用されているためだ。700MHzは今でもアナログテレビに使用されている。

 そんな中、9to5Macが伝えているように、Appleが一部の国でiPad Wi-Fi + 4Gの名称を変更した。

 新しい名称は「iPad Wi-Fi + Cellular」だ。

 その新名称は多くの国々で確認されているが、例えば、筆者の愛するポーランドでは未だに4Gが支配している。

 Appleはこの名称変更に関して、まだ公の場でコメントしていない。

 もっとも、オーストラリアでは、Appleは以前よりiPadの公式ページ上に、「現在、オーストラリアの4G LTEネットワークおよびWiMAXネットワークとは互換性がない」という説明文を掲載している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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