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    MSの低価格戦略とアップルのブランド力--安さの代償がもたらすもの - (page 3)

    文:Tom Krazit(CNET News.com) 翻訳校正:川村インターナショナル 2009/04/14 07:30

     Apple税については好きなだけ議論してもらって構わない。そこは重要ではない。特別なレベルのステータスを保持しているという理由だけで、特定の消費財に喜んでより多くの金額を支払うという人々の層はかなり大きく、そのような人々は以前からいたし、これからも常に存在するだろう。こうした商品を販売する企業は何年にもわたって、品質の高い製品とステータスシンボルという2つのサービスを提供することで、非常に大きな利益を上げている。

     Steve Jobs氏の下、Appleはほぼ常にMacを反体制のハイエンドコンピュータとして位置付けようとしてきた。それは、「違った見方(Think different)」をして、Appleのコンピュータに心躍らせる人たちに向けたコンピュータだ。進んで違った見方をする人々にとって価格は検討材料ではない。

     PC業界で現在唯一盛り上がっているのはネットブックだが、業界は、数十年に及ぶ価格戦争で既に削られてしまった利幅がネットブックによってますます削られていることについては言い損なっている。そして現在、Microsoftは再び価格メッセージを掲げ、コンシューマーがコンピュータの販売員にさらに安い価格を要求するように教え込んでいる。

     一方Appleは現在、パーソナルコンピュータ業界で最高の利幅と、利益の大きい2種の家電製品によって成長に資金が注がれており、「MacはPCより優れている」というここ2年間のマーケティングメッセージが、ライバル社の「PCはMacより安い」というメッセージによって増幅されている状態だ。

     世界はKIAを必要とし、BMWを望んでいるが、1ドルの価値を理解できるだけの年齢を重ねた人間は誰しも、安物買いは大抵銭失いとなることを知っている。消費意欲はいつの日か復活するだろう。そしてMicrosoftは、「Apple税」キャンペーンを新たな高み(または低き)に導く上で、信じやすさを最大限利用しただけでなく、Macは上昇志向の人が好む製品だという考えを確固たるものにしてしまった。

    この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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