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新型「プリウス」試乗レポート--内装や新機能をチェック
非常に期待されている「プリウス」2010年モデルについて、忘れてはならない最も重要なことは、トヨタ自動車は本来保守的な企業だということである。そして、トヨタ自動車は、従来モデルのプリウスでの継続的な成功を損ないたくないと考えており、この新型車は、従来モデルと根本的に変わっているわけではないということだ。
プリウスでは、新モデルでもトヨタ自動車の「ハイブリッドシナジードライブ」システムを使用している。これは、低速走行時に車両を電気で推進する、フルハイブリッドシステムだ。プリウスは今回のモデルも減速バンプのような形で、後部にはハッチバックドアがある。また車両後部は急な傾斜がついている。さらに車内の電子機器では、DVDを基本としたナビゲーションシステムを引き続き使用しており、オーディオシステムにUSBポートや「iPod」統合システムは備えていない。
しかし新型プリウスのエンジンは、1.8リットル4気筒とやや大きくなっており、出力が増加していると同時に、燃費が向上している。フロントグリルとボンネット周辺をいくらか作り変えたことで、トヨタ自動車の新しいデザインランゲージがもたらされている一方、ルーフのピーク位置を少し後方にずらしたことで、後部座席上のスペースが広くなり、空力特性が改善された。車内にはフローティングコンソールとシフトレバーが備え付けられており、以前のモデルよりも伝統的なレイアウトとなっている。また新型プリウスは、アダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線逸脱防止システム、自動駐車システムなど、新しいテクノロジをいくつか搭載している。
米CNETがプレビューイベントで新型プリウスに試乗してみたところ、以前のプリウスとかなり同じような走りをすることが分かった。新しい動力系による正味出力は134馬力で、旧モデルの110馬力を上回っており、登坂時や、急加速時にはその違いを感じることができる。トヨタ自動車は、新型プリウスでは9.8秒で時速0マイルから60マイル(約96km)まで加速できるとしている。出力の点では従来のプリウスから大きく変わったわけではないが、有効ではある。
「プリウス」2010年モデル提供:Wayne Cunningham/CNET
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