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「Vista」復権計画--MSの「Mojave」プロジェクトとその背景 - (page 2)
「今後数週間以内に、Microsoftの顧客がWindows Vistaに対して抱いているかもしれない根強い不安感に対処するキャンペーンを開始する。さらに2008年中に、顧客にとってのWindowsの意味および価値を再定義する、より包括的な活動を行う」(Ballmer氏)
しかし、Mojaveプロジェクトの力となったのは、Vistaは不当に悪く言われていると語るBallmer氏を初めとするMicrosoftの社員ではなく、一般の人たちだ。
数年前のAppleの「リアルピープル」キャンペーン、Folgersなどの昔ながらのコマーシャルを思い起こさせるMojaveプロジェクトは強い武器になるかもしれない。
Mojaveプロジェクトは、そのささやかな始まりと成功までのスピードの速さの両方で注目に値する。アイデアが生まれたのはわずか3週間前、MicrosoftのDavid Webster氏からVeghte氏を含む数人の幹部に送られた電子メールだった。プロジェクトにゴーサインを出したMicrosoftは、先週から、サンフランシスコで反応をビデオに撮影し始めた。Veghte氏が7月23日にCNET Newsに披露したプレビューで、初めて映像がMicrosoftとその契約業者以外の第三者に公開された。
7月23日深夜の時点では計画はまだ流動的だったが、早ければ今週にも映像が一般公開される。上司であるWindows事業部門担当プレジデントのKevin Johnson氏がまもなく退社するため、Veghte氏に対する注目が集まるだろう。当面、Veghte氏とWindowsのエンジニアリング責任者であるSteven Sinofsky氏はともに、Windowsの作業をMicrosoftの最優先事項であると表明してきたBallmer氏に報告することになる。
キャンペーンの必要性は明白だ。AppleはWindows市場に食い込み、先頭に立って反Vistaキャンペーンを推進している。Microsoftは企業、国際市場では支配的な立場にあるが、Appleは米国の個人ユーザー市場ではかなりのシェアを獲得し、2008年第2四半期の国内シェアは8.5%に迫り、前年同期から大幅に上昇した。
Microsoftはすでに、次期OSである「Windows 7」に取り組んでいるが、Veghte氏は、Microsoftは新製品が反撃を開始するまで待てないと述べた。
「市場ではすでに話し合いを始めており、推進に着手している。関係者たちは(Vistaに)後ろめたさを感じているが、それは間違いだ」(Veghte氏)
MicrosoftはWindows 7についてあまり発言していないが、新しいマルチタッチインターフェースについて語り、Vistaで行われたような劇的な変更は行わないとして、顧客、特に企業顧客を安心させた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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