ついにプロジェクトが完成した。さっそくMacの全画面に表示させて見てみよう。プロジェクトライブラリの下にある「フルスクリーン再生」ボタンで再生が始まる。ムービーの仕上がりに満足できたなら、今度はそのムービーをインターネットを利用して公開してみよう。実はこれこそが今回のiMovie'08の大きな進化と言えるものの1つなのだ。
前バージョンといえるiMovie HDでも「iWeb」などを利用してインターネット上でムービーを公開することは可能であった。だがiMovie'08では直接アップルの有料オンラインサービス「.Mac」のウェブギャラリーや動画共有サービス「YouToube」へ投稿・公開することが可能となっている。また「iTune」への共有メニューが新たに用意されており、これにより「AppleTV」を利用してムービーを高解像度テレビなどで視聴することが可能となっている。
反面、iMovie HDにはあった「iDVD」への転送メニューがiMovie'08ではなくなってしまった。だからと言ってDVDムービーに書き出すことができないというわけではないが、アップルの考えるこれからのマルチメディアはDVDなどのメディアに頼るのではなく、ネットワークによって配信されるものになるというメッセージとも受け取れるのだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手