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Tiger標準のメールソフト「Mail」もまたいくつかの新機能を搭載した。まずはSpotlightテクノロジーを使ったメール検索機能だが、一瞬で結果が表示され文句無しにすばらしい。また以前のMailだと、必要なメールもスパムと判定され、スパムメールはそのまま受信されてしまうということがままあったたため、フィルタリング機能はOFFにして使っていたが、今回のMailではスパム判定力も大幅に向上。信頼性も高く、安心して使えるようになった。
そして、Finderには簡易のスライドショー機能がついた。必要なファイルをFinderから選択して起動するだけだが、画像版のexposeといった具合で、とてもクールにスライドを表示できる。細かいところだが、お気に入りの機能のひとつだ。そしてその他にも数限りない新機能が搭載されている。
発売から2ヶ月が経過し、OSX 10.4.1, 10.4.2の2度のマイナーアップデートが行われている。Macを使い始めてよくわかったのだが、こういったマイナーアップデートでもMacOSのバージョンアップは何が変わったのかが実にわかりやすい。かつてWindowsだけを使っていたときは、なぜMacの世界ではコンマいくつのアップデートでも話題になるのかが、正直わからなかった。だが、新バージョンの変更一覧などを見ていると、それぞれの変更点が、いわゆる一般ユーザーに近いポイントで行われており、自分のコンピュータのOSが次々とパワーアップしていることを体感できる。こういったことがメジャーアップデートへの期待につながっていくのだろう。
既存のMacユーザーでTiger購入を検討している方も多いだろうが、インストール自体はマクドナルドでセットメニューを注文するよりも短い指示数=クリック数で完了し、バージョンアップして動作が重くなったということも特になかった。導入は非常に簡単だ。また、Windowsユーザーならぱ、Appleのハードウェアも安価になった今、Macを導入し両方の環境を使うことでそれぞれの利点を生かしながら作業するのもいい。実際2つの環境を使い分けている者としては、それぞれの環境の恩恵を最大に享受しており、ぜひオススメしたい選択だ。
まだまだOSX Tigerには、ここで紹介しきれなかったおもろしいトピックスがたくさん存在する。残りはぜひ皆さん自身の目でお確かめいただきたい。
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