優先度や締め切り表示にも対応したチェックリストアプリ「Simplist」

 「Simplist」は、持ち物リストや買い物リスト、点検項目のチェックリストなどを作成して使える、チェックリストアプリだ。テキスト主体のシンプルな見た目に反して、機能が多く、カスタマイズ性も高いのが特徴だ。

 本アプリは複数のチェックリストを作成し、繰り返し利用できる。チェックリストを使用するにあたっては、まずホーム画面で目的に合ったチェックリストを選んでタップ。あとは確認を終えた項目をタップしてチェックを付けていくだけだ。チェックを付けた項目を自動的に下段に移動させたり、新規に追加した項目を最上位に移動するといった設定も行える。

  • ホーム画面。テキスト主体のシンプルなデザインが特徴。なお今回のスクリーンショットは広告表示のある無料版「Simplist Free」を用いている

  • チェックが入った項目は最下段に移動する

  • チェック済みアイテムの削除、全項目の一括チェックおよびチェック解除、リストのコピーやメール送信といったメニューが用意されている

 前回紹介した「Paperless」と違ってテキスト表示が主体でアイコンなどはなく、画面の色使いもやや地味だが、本アプリにしかない機能も多い。例えば項目に5段階の優先度を設定して優先度が高いものほど上位に表示する機能や、各項目に〆切日を設定する機能は、他のチェックリストアプリではあまり見かけない機能だ。またソート機能も充実しており、アルファベット順や優先度順、〆切日順に加え、自由配列で並べることもできる。

 このほか、各項目に記入できる説明文は複数行の表示に対応しているので、擬似的に項目を階層化できるほか、各項目はほかのリストへの移動やコピーも容易だ。画面のデザインが簡潔なためか、フォントサイズを最小にした状態で1画面あたりの表示項目数も十数個と、同種アプリに比べて多いのも利点だ。多数の項目を備えたチェックリストを扱うのに便利なアプリと言えるだろう

  • ソート方法はアルファベット順、優先度順、期限順、さらに自由配列と充実している

  • 優先度や期限などの属性は不要であればオフにできる。またチェックボックスや説明行も非表示にできるなど、カスタマイズメニューも豊富だ

  • 1画面に表示できる項目数は同種アプリと比較してもかなり多い。ちなみにこれはフォントサイズでSmallを指定した状態

 惜しいのは、せっかく多数の項目を管理するのに向いたインターフェースでありながら、バックアップ機能が用意されていないこと。これが今後サポートされれば、さらに強力になることだろう。なお広告表示のある無料版の「Simplist Free」も用意されているので、まずはそちらを使ってみるとよいだろう。

>>Simplistのダウンロードはこちらから

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