中国の企業や著名人をチェック--Weibo(微博)のクライアントアプリ「WeicoPro 3」

 WeicoPro 3は、中国版Twitterとも言われるSNSサイトWeibo(微博)のクライアントアプリだ。今や、中国のオンライン上で存在感を示すのには、欠かせないWeibo。そのため、多くの企業や著名人がWeiboのアカウントを作って宣伝に活用している。しかしながら、当然のごとくWeiboサイト自体は、すべて中国語で書かれているため、中国語が分からない場合かなりハードルが高い。しかし、Weicoアプリなら完璧とは言えないが日本語化もされており、Twitterに慣れている人なら、かなり近い感覚で使える。

  • アカウントへのログイン画面。「新規登録」をタップすると、Safariが起動して、Weibo公式サイトのアカウント作成画面にジャンプする

 本記事では広告の表示がなく、Pocket、Instapaper、Readabilityといった「あとで読む」系のサービスと連携可能な有料のPro版を紹介しているが、無料で利用できるWeico 3もある。Evernoteへの保存機能や、プッシュ機能などの基本的な機能は、無料版でも使えるので、まずは無料版を試用してみることをお勧めする。

 アカウントの登録自体は、Weiboのウェブサイトで行う必要がある。しかし、一度アカウントを作成すれば、WeicoProでログインし、日本語のメニューでWeiboを楽しむことができる。複数のアカウントを追加することも可能だ。

 特定のユーザーをフォローするという、TwitterなどのSNSでおなじみの使い方のほか、「女性」や「娯楽」などのチャンネルがあり、チャンネルに登録されているユーザーの投稿をまとめて読める。投稿の方法もTwitterとほとんど変わらないが、投稿する際に公開範囲を設定できるのはFacebookに近いと言える。また、Evernoteと連携させていれば、投稿するのと同時に自分の投稿をEvernoteに保存することも可能だ。自分宛の投稿(Twitterで@メンションにあたる)、投稿へのコメント、ダイレクトメッセージといった機能も、TwitterやFacebookと使い方はほぼ同じだ。

  • 登録しているチャンネル一覧と検索の画面。「+」をタップすると、その他のチャンネル一覧が表示される

  • 検索結果の表示画面。検索したキーワードに関連するユーザーと投稿の両方が表示される

  • 投稿作成画面。画面右端の「+」をタップすると、公開範囲の設定アイコンやEvernoteへの保存アイコンなどのオプションが表示される

 WeicoPro 3には、豊富なテーマが用意されている。多くはないが、Pro版でしか利用できないテーマもある。最初からローカルに保存されているテーマは、「Hello」という白を基調とした明るいテーマと、「Night」という黒を基調にした落ち着いたテーマの2種類。その他のテーマは、オンラインからダウンロードして利用する。

  • 基本のローカルテーマ。この2つが、最もシンプルで、投稿が読みやすいテーマだ

  • オンラインからダウンロードして使用するテーマ。「Pro」のアイコンがついているテーマが、Pro版限定テーマだ

 完全にローカライズされているわけではなく、日本語、中国語、英語が混ざり合ったUIではあるが、「設定」画面のほとんどは日本語になっているため、通知設定や消音設定などで迷うことはないだろう。何より、WeicoPro 3は、中国語ネイティブではなくても使いやすい、唯一のWeiboクライアントと言ってもいいので、どうすればWeiboを使いこなせるか迷っている場合は、まずWeicoを使ってみるといいだろう。

  • 設定画面。写真をアップロードする際の画質や、音声の設定などもこの画面から行う

  • 連携サービスの設定画面。「印象メモ」というのがEvernoteのことだ

>>WeicoPro 3のダウンロードはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]