「Feedly」と連携できるiPhone用RSSリーダ--「Newsify」

 Newsifyは、RSSリーダサービス「Feedly」と連携できるiPhone用RSSリーダだ。Feedlyのアカウントがなくても、Newsify単体で利用できる。Newsifyのみで利用する場合は、購読情報をiCloudを介して保存しておける。複数のアカウントを登録できるので、Feedlyのアカウントとは別にNewsifyのアカウントを登録するということも可能だ。最大5000項目まで同期できるので、記事を大量にチェックするヘビーユーザーに最適だ。

  • 新聞(Newspaper)スタイルの表示。記事の更新時間が相対表示になる

 記事の一覧ページには、記事の中に含まれる写真のサムネイルも表示されるので、記事本文を表示しなくても何の記事なのかを一目で把握できる。このサムネイル機能は、特にチェックする記事が多い場合に便利だ。記事一覧の表示方法は2種類あり、1つは、いわゆる新聞スタイルやマガジンスタイルと呼ばれる形式で、記事の一部と写真がカードを並べたように表示される。

 にぎやかな雑誌の誌面を見ているようで、FlipboardやLinkedIn PulseといったRSSリーダでも採用されている表示方式だ。もう1つはリスト形式の表示方法で、縦方向に記事の一部と写真が並んで表示される。筆者はリスト形式を好むが、これは慣れも関係しているので、どちらの表示形式が優れているは一概には言えない。

  • 画面右上のアイコンをタップすると表示されるメニューから「Switch View」を選択すると、リストスタイルの表示に変更できる

  • リストスタイルの表示。新聞スタイルとは異なり、記事の更新時間が絶対時間で表示される

  • 記事を表示すると、画面下部にツールバーが表示される。右端のアイコンをタップすると、記事共有のためのメニューが表示される

 記事が読みやすいように、設定をカスタマイズできるのも魅力だ。フォルダを開いた時、記事の一覧を表示するか購読しているサイト一覧を表示するかを選択できる。ほかにも、リンクを開く際、オリジナルのウェブページを表示するか簡易ページを表示するかを選択できるなど、設定画面で細かく指定できる。ホワイトを基調にしたデフォルトのデザインと、黒を基調にしたナイトモードのいずれかのデザインを切り替えられるので、周りの明るさに合わせて設定を替えると画面が見やすくなる。

 記事の共有先や投稿先も豊富だ。記事自体または記事へのリンクのみをメールで送信する、ChromeまたはSafariで開く、Buffer、Twitter、Facebook、Evernote、Pinboard、PocketなどのメジャーなSNSやブックマークサービスに送るなど、記事を幅広い手段で拡散できる。このように、Newsifyは、情報収集の手段として申し分ない機能を備えており、現時点でのRSSリーダの決定版と言ってもいいだろう。

  • よく利用するメニューが優先して表示されるが、「More...」をタップすると、その他のサービスから選択できる

  • 記事に対して実行できるアクションは多い。Chromeで開けるのが個人的に便利でうれしい

  • 設定画面。アカウントごとの設定と、どのアカウントでも共通の設定がある。画面をスクロールしていくと、一番下に「Advanced」というメニューがあり、ボタンに対するアクションの設定や左右のスワイプ時の設定なども設定できる

>>Newsifyのダウンロードはこちらから

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