簡単操作でEvernoteの複数のノートを1つにできるiOSアプリ「MergeEver」

 「MergeEver」は、Evernoteの複数のノートをひとつに結合(Merge)するためのアプリだ。名刺やハガキなど、スキャン時に複数のノートに分かれてしまったデータを表裏でひとつにまとめたり、複数のメモを日単位でまとめたりするのに便利だ。

  • ホーム画面にはノートが並ぶ。左アイコンをタップすればプレビューが、右アイコンをタップすればプロパティが表示される

 インターフェースは同じ作者の「MoveEver」とよく似ている。フリックすると表示される一覧からノートブックを選んだのち、マージ対象となるノートを選択。次いでタイトルなどを設定したのち、マージ操作を行うという流れになる。次にどのボタンを押せばよいのか若干分かりにくいところはあるが、慣れればそれほど問題にはならない。

 マージ対象となるノートは名刺やハガキなどの表裏2枚だけにとどまらず、さらに多くのノートに対応している。一日に何度もEvernoteにメモを送信している場合、それらを日単位でひとつのノートにまとめておくことで、検索した際にも流れが分かりやすくなるはずだ。マージ時のノートの並び順は昇順降順ソートのほか、手動で入れ替えることもできる。

 ノートのリネームやタグ付にも対応するほか、マージするノートとノートの間を区切る下線のスタイルなども豊富に用意されている。また日時についても、マージ前のノートの作成日をそのまま維持できるので、マージしたことで並び順が変わってしまったという失敗をしなくて済むなど、細かい配慮が光る。170円の有料アプリだが、マージが必要なノートを多数抱えている人は、ぜひ試してみてほしい。

  • まずは画面をフリックしてどのノートブックから読み込むかを選択する

  • マージ対象となるノートを選択し、右上のアイコンをタップする。ちなみにこの例では名刺の表面と裏面が貼り付けられたノートを選んでいる

  • タイトルやタグ、並び順を設定する。マージ後にもとのノートをゴミ箱に移動させることもできるが、使い慣れるまでは残す設定にしておいたほうがよいだろう

  • 並び順は画面下部でドラッグして入れ替えられる

  • 確認画面が表示されるので「はい」を選択してマージを実行する

  • マージしたノートが最下段に追加された

  • プレビュー表示したところ。2つのノート(名刺の表面と裏面)がひとつのノートにマージされているのが分かる。この例では画像入りのノートをマージしているが、テキストのみのノートをマージすることももちろん可能だ

>>MergeEverダウンロードはこちらから

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