画面が見やすい、プレゼン用タイムキーパーアプリ--「TimeKeeper for Presentation」

 「TimeKeeper for Presentation」は、その名の通り、プレゼンで使えるタイムキーパーアプリだ。見やすい表示とわかりやすいベルの音で、プレゼンの進行を管理するのに役立つ。

ホーム画面。見やすい画面表示が特徴。経過時間の下にはベルが鳴る時間が表示されている
ホーム画面。見やすい画面表示が特徴。経過時間の下にはベルが鳴る時間が表示されている

 利用にあたってはまず最初に時間を登録する。たとえば10分のプレゼンであれば、7分、9分、10分と、ベルが鳴ってほしいタイミングで最大3つの時間を登録する。ホーム画面に戻って開始ボタンを押すとカウントが開始され、指定した時間でベルが鳴るという仕組みだ。

 本アプリがすぐれているのは見やすさだ。経過時間は大きな文字で表示されるためわかりやすく、背景とのコントラストもはっきりしているので薄暗い場所でも見やすい。また進捗はバーで表示されるので、残り時間の割合も視覚的に把握しやすい。

 また、時間の設定を複数保存しておくことができるので、10分のプレゼンの時はこの設定、15分のプレゼンの時はこの設定といった具合に、その都度呼び出して使うことができる。使うたびに設定しなくても、過去の設定を手軽に呼び出して使えるのはよい。各設定に用途を表すラベルを書き込んでおくこともできる。

 使っていて気になったのは、マナーモードに切り替えると完全に無音になってしまうことだ。同種のアプリであればマナーモードではバイブ機能が有効になる場合もあるが、本アプリはサウンドオフになってしまう。バイブ機能もしくは画面の点滅など、聴覚に頼らない通知方法があると便利そうだ。

 また、アプリの説明に「学会発表などに使用するタイムキーパーアプリ」とあるように、10分や15分といった決められた時間で複数メンバーが入れ代わり立ち代わりで発表を行うことを前提に設計されており、セミナーの講師のように、ひとりの話者が複数のセクションを連続して話す用途は想定されていない。前述の複数の時間設定をひとつにつなげて使えるようになれば、こうした用途にも対応できてさらに便利になりそうだ。

  • ホーム画面。見やすい画面表示が特徴。経過時間の下にはベルが鳴る時間が表示されている

  • 時間の経過は数字のほか進捗バーでも表示されるので見やすい

  • 定められた時間を超えると文字と進捗バーの色が赤に変わる。カウントはそのまま続行される

  • 利用にあたってはまず時間を設定する必要がある。最大で999分まで指定できるが、現実的には長くても数十分までということになるだろう

  • 時間設定は複数保存しておける。それぞれに用途を表すラベルを書き込んでおくことも可能

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