日の出、日の入りの時刻をビジュアルで表示--iPhoneアプリ「Daylight」

 「Daylight」は、日の出・日の入りの時刻を教えてくれるアプリだ。GPSで取得した現在地の日の出・日の入りの時刻をビジュアルで教えてくれるので、昼間・夜間の行動予定を立てる用途にぴったりだ。

  • メイン画面。24時間の円時計で表示されており、薄いブルーが昼間、濃いブルーが夜間を表す。日の出、日の入り、およびその間の薄暗くなり始める時間は下部に記載されている

 使い方は簡単で、起動し、GPSが取得する現在位置をチェックするだけ。うまく取得できない場合は「Current Location」を押して再読み込みし、現在位置を再取得するが、操作らしい操作はこのくらいである。時刻はアナログ時計を模した24時間の円時計で表示されるので、直感的に昼と夜の割合も把握しやすい。昼から夜、または夜から朝へと移り変わる薄暗い時間帯も中間色で表示してくれるので、キャンプや釣りなど、これらの時間帯に行動する場合にも便利だ。

 また、当日だけでなく、カレンダーで任意の年月日を指定することで、特定の日付における日の出・日の入りの時刻を調べることもできる。違う季節の日没時間などを調べることで、さきの行動予定なども立てやすくなるというわけだ。アプリの表示は英語だが、基本的に時刻にまつわる単語ばかりで、さらにGPSで取得した地名は日本語でも表示されるので、英語だからといって困ることはないだろう。

 ネックとなるのは取得できる場所が現在地のみで、任意の場所を指定できないこと。そのため旅行先など、これから訪れる先での日の出・日の入りの時刻を知る用途には利用できない。マニュアルを見る限り有料版の「Daylight Plus」ではそれが可能とされているが、App Storeや作者のサイトを見る限りでは公開されていないようだ。競合にあたるアプリは世界時計に近いものがほとんどなだけに、ピンポイントで任意の場所が指定できる機能はなにかしら欲しいところだ。

  • 任意の年月日を指定して、日の出・日の入りの時刻を検索することもできる

  • GPSで取得した現在地情報が使われる。正しく表示されていないときは左の「Current Location」を押して再読み込みするとよい。下部の「View on Map」は地図を表示しての位置確認に利用できる

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