簡単で高音質、長時間録音ができるレコーダアプリ「Audio Memos」

Audio Memosは、簡単に高品質の録音ができるオーディオレコーダアプリ。他のアプリを使っている間や、iPhoneがスリープしている状態でも録音が継続され、録音時間に制限がないため、打合せや長時間の会議、インタビューや講義など、利用できる場面が多い。(当レビュー内のスクリーンショットは、有料のエクステンション購入後の画面ショットである点に注意してほしい。エクステンションを購入しないと使用できない機能が写っている。)

オーディオ一覧。画面下の「録音」ボタンをタップすると、すぐに録音が始まる
オーディオ一覧。画面下の「録音」ボタンをタップすると、すぐに録音が始まる。

Audio Memosを起動して、録音ボタンをタップするだけで、すぐに録音が開始される。タイトルなどの情報は、後で編集できる。Audiio Memosには、ファイルサーバ機能が搭載されているため、同じLAN上にあるパソコンのウェブブラウザから、アプリで指定されたURLにアクセスすることで、録音した音声を取り出すことができる。もちろん、iTunesを介して取り出すこともできる。有料のエクステンションを購入すれば、DropboxやEvernoteアプリに音声ファイルを渡すことが可能になる。

音声の圧縮や15MBまでの音声ファイルのメール送信、DropboxやEvernoteへの音声ファイルの保存といった機能を利用するには、エクステンションが必要だ。ただし、このエクステンションの数がかなり多いので、ザッと見て欲しい機能が複数あれば、「すべてのエクステンション」(850円)を購入する方がお得かもしれない。ちなみに、すべてのエクステンションを個別に買い足すと、合計で935円になる。

Audio Memosの機能は録音だけではない。DRMで保護されていない音源であれば、「iPodからインポート」を選択してミュージックライブラリからAudio Memosに読み込むことができる。これにより、エクステンションの機能を利用して、マーカーを付けたり、メモを挿入したりして音声を編集できるようになり、語学学習などで利用すると便利だろう。

「設定」で「iCloudを利用する」をオンにしておくと、ファイルのバックアップになるが、その分iCloudの容量を圧迫する。iCloudの利用は、直近の録音のバックアップ用と考えて、古いファイルはDropboxやEvernoteに送るなどしてアプリ内からは削除するのが賢明だろう。また、「ゴミ箱を使う」をオンにしておくと、音声ファイルを削除しても、いったんゴミ箱に移動するだけになるので、万が一間違ってファイルを削除してしまっても慌てずに済む。

Audio Memosは、エクステンションも含めれば、かなり高機能なオーディオレコーダーとなり、さまざまなビジネスシーンで重宝するが、無料版のAudio Memos Freeもあるので、試しに使ってみるならこちらをお勧めする

  • オーディオタイトルをタップすると再生される。「送信」をタップすると、メールや別のアプリに送信できる

  • 「設定」画面。詳細な設定が可能。ただし、日本語がおかしいメニューも散見される

  • 多彩なエクステンションが用意されている。メイン画面で「i」→「ブラウズしてエクステンション」をタップすると、エクステンションを参照できる

  • オーディオ一覧でタイトルではなく、右側の矢印アイコンをタップすると表示されるメモ画面。右下の「-□-」をタップするとコピー画面移動する

  • コピー画面。クオリティを変更してコピーを生成できる

>>「Audio Memos」のダウンロードはこちらから

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