iPhoneで旅程をスマートに管理・共有できる「TripIt」

 ビジネスで出張が多い人にとって、旅程管理をスマートにこなせたらどんなに楽だろうか。あるいは休暇の旅行であっても、何カ所か回ったり、飛行機の乗り継ぎがある場合にはすっきりと管理して余裕を持って過ごしたいと考える人も多いだろう。

  • TripItの旅程画面。iPhoneから旅程を登録登録することも可能だ

 TripItはウェブとiPhone上で飛行機やホテルの宿泊などを「旅程」として登録することができるサービスだ。アプリを見れば、出張や休暇の旅行の日程も一目瞭然。旅行会社が発行したり自分で印刷した紙の地図や日程表をカバンから探すことなく、iPhoneさえあれば全ての情報をチェックすることができるようになる。

 TripItには飛行機やホテルの予約の情報を入力しながら旅程を作るのだが、Gmailを使って航空券やホテルの予約を取っているなら、その手間もなくなる。TripItをGmailと連携させると、予約確認メールを自動的に見つけて取り込んでくれるのだ。

 初めての場所に行くと、その位置関係などもわかりにくい。そんなときにもTripItの地図表示機能が便利だ。ホテルを登録しておけば、空港とホテルの位置関係をピンで示してくれて、iPhoneの地図でナビゲーションをすることもできる。もちろんガイドブックのように観光名所やおいしいレストランまでは教えてくれないが、最低限の移動をスムーズにこなすことができるだけでも、旅の不安が非常に小さくなる。

 さて、TripItで気に入っている機能をもう1つ紹介しよう。

 TripItで作った旅程は、iCalander形式で出力することができる。つまり、iPhoneのカレンダーやGoogleカレンダーなどに旅程を取り込むことが可能になるのだ。これによって、移動時間や前後の予定のアレンジなどが非常に簡単になり、時間いっぱいまで予定をこなすことができるようになる。

 もちろんさまざまなハプニングも旅にはつきものだ。しかし決まっている旅程は粛々とこなして、新たな発見や出会いに意外性を求めた方がよいのではないかと思う。

  • TripItのPro版(49ドル)に登録するとフライトの情報をアプリからチェックできるが、FlightTrack Proなどの別のアプリを活用してもよいだろう。この画面からオンラインでチェックインを行うことも可能だ

  • 初めて訪れる街では方向感覚も難しく迷いがち。TripItの地図では空港とホテルの位置を両方ピンで示してくれるため、位置関係がつかみやすい

  • TripItの旅程はiPhoneのカレンダーに取り込むこともできる。他のミーティングの予定や空き時間などをチェックできて便利だ

>>TripItのダウンロードはこちらから

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