Dropbox内のテキストを直接編集できるエディタアプリ「Textforce」

 「Textforce」は、Dropbox内のテキストファイルを編集するためのテキストエディタだ。PCで作成してDropboxに保存したテキストファイルを、iPhoneを用いて待ち時間や移動時間に手軽に編集することができる。

  • 起動画面

 Dropboxの純正アプリでは、オンラインに保存したテキストファイルの閲覧などは行えるが、直接編集することはできない。ほかのアプリにデータを渡して編集することはできるが、それをあらためてDropboxに保存するのは手間がかかるほか、新規ファイル扱いになってしまうことから、逐一追記したり修正をこまめに行う用途には適さない。

 この「Textforce」は、Dropbox内に保存されているテキストファイルを直接開いて編集し、さらに上書き保存することができる。同種のアプリでは文字コードを正しく認識せずに日本語のタイトルや本文が化けてしまうこともあるが、本アプリは国産ということもあり、日本語も正しく表示できる。

  • 起動するとDropbox内のフォルダが表示される。右上の「+」ボタンでテキストファイルの新規作成が可能

 また本アプリの特徴として、ファイル呼び出しや編集周りの細かい機能が充実していることが挙げられる。例えばファイルの呼び出しでは、ファイルの並び順をファイル名順・更新日順・サイズ順などにソートできるので、同じフォルダ内に何百というファイルがあっても目的のファイルを見つけやすい。よく使うファイルをブックマークしてすばやく呼び出したり、履歴から見つけることも可能だ。

 さらに編集画面では文字数カウントも自動的に行なってくれるほか、編集作業のUndoにも対応。Dropbox自体が持っているヒストリー機能と合わせれば、誤操作や誤編集に対する備えは万全だ。また正規表現による置換や、大辞林など外部辞書との連携、さらにはカーソルヘルパー機能を用いてカーソルを表示させての位置移動も行えるなど、一般的なテキストエディタを超えた直感的な入力作業が行える。フォントの種類やサイズ、文字色や背景色など、自分に馴染めるようにカスタマイズできるのも魅力で、使えば使うほど手に馴染みやすいエディタといえるだろう。

  • フォルダを開いたところ。フォルダ内のファイルは、デフォルトではテキストファイルのみが表示される

  • テキストファイルの編集画面。右上には文字数がカウントされている。フォーカスモードをオンにすればヘッダ部を非表示にして画面を広く扱うことも可能

  • 検索画面。正規表現を用いた置換にも対応する

  • 設定画面。フォントサイズや文字色、背景色など細かい設定が行える

  • カーソルモードをオンにすることで、キーによるカーソルの移動が可能になる

  • フォルダ内のファイルのソート順はかなり細かく設定できるので、目的のファイルを見つけやすい

  • 国産アプリということもあって文字コードに関しては設定項目が細かく、文字化けが起こりにくいよう工夫されている。ちなみにUTF-8、SJIS、EUCに対応

  • Dropboxから開いてDropboxにそのまま保存するのが基本的な使い方だが、メールに添付して送ったり、別のアプリで開くことも可能

>>Textforceのダウンロードはこちらから

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