ウェブクリップから音声まで1カ所に集約できる定番サービス「Evernote」

 Evernoteは、テキスト、ウェブクリップ、画像、動画、音声、PDF、オフィス文書などさまざまな形式のファイルを保存しておける、スクラップブックともデータベースともいえるサービスだ。Evernoteを使えば、WindowsやMac、iPhoneなどモバイル端末まで、どこからでも情報を追加したり取り出したりできる。本アプリは、そのEvernoteの公式アプリだ。

  • ノートブック一覧。ノートブックの作成はデスクトップ版で行う

 本アプリでは、テキストベースのノートのほか、写真、音声、位置情報などを付加したノートを作成できる。チェックボックスを利用して、タスク管理やチェックリストとして使用してもいい。作成したノートは、文字列やタグから検索できる上、画像認識機能により、写真内の文字でも検索が可能。ノートの表示方法には、リスト表示、写真、添付文書、音声ファイル、位置情報があり、目的のノートを素早く探すための工夫がなされている。

 たとえば、Evernoteで会議を録音し、同じノートでホワイトボードを撮影して保存しておけば、議事録の作成が楽になる。あるいは、出張先でレシートを撮影し、簡単なメモを入力して位置情報と共に保存すれば、報告書を作る際の助けになるだろう。出張前ならば出張用のノートブックを1つ作成し、必要な文書や資料、持ち物のチェックリストやタスクリストを同じノートブックに保存しておけば、これらの情報を1カ所に集約することで効率的に仕事がこなせるだろう。

 ただし、スタンダード会員(無料)と、プレミアム会員(1カ月450円または年額4000円)では、アップロード可能なファイル形式が異なるため、注意が必要だ。また、1カ月にアップロード可能な容量も異なる。詳細については、Evernoteのウェブサイトを参照して欲しい。プレミアム会員の場合は、ノートの共有とオフラインでのノートブック参照が可能だ。

  • タグ一覧。画面下部の「+」をタップしてノートを新規作成する

  • 音声を保存したノートの一覧。アプリ内で録音と再生が可能

  • プレミアム会員はノートブックをオフラインにできる。時間のある時にノートブックをダウンロードしておくとよい

>>Evernoteのダウンロードはこちらから

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