アプリをメモリカードに移動して本体メモリの容量を節約できる「AppMgr III」

アプリ名:AppMgr III (App 2 SD)(Ver.3.10)
金額:無料(2013年3月16日時点)
カテゴリ:ツール
開発:Sam Lu
使用端末:Xperia arc SO-01C
おすすめ度:★★★★☆

 「AppMgr III (App 2 SD)」は、Android端末にインストールされたアプリのうち、容量が大きいアプリや利用頻度が低いものを選んで、メモリカードに移動できるアプリだ。本体メモリ容量が少ない端末になるべく多くのアプリをインストールして快適に使いたい場合に重宝する。

  • ホーム画面。メニューは日本語化されている。移動可能なアプリの一覧が表示される。下段にはアプリが占めている本体メモリの容量が表示されている

 起動すると、メモリカードに移動可能なアプリの一覧が表示される。アプリをタップすると占有しているストレージのサイズが表示される。「内部ストレージに移動」をタップすると、メモリカードへの移動が行われる。きちんと移動が行われたかどうかは、ストレージのサイズをチェックすれば確認できる。必要に応じて本体メモリに戻すことも可能だ。

 アプリの一覧は合計サイズや設置時間といった条件で並び替えることもできるので、容量が大きいアプリだけに限らず、あまり使っていないアプリをリストアップして移動するのも容易だ。またアンインストールも行えるので、削除候補のアプリを探す用途にも重宝する。さらにアプリのリストをメモリカードにエクスポートする機能も備える。

 このほか、キャッシュデータの削除や、あるアプリが一定量以上のキャッシュデータを保持している場合に通知してくれる機能もあるので、メンテナンスにも威力を発揮する。また特定のアプリを非表示にできるなど、カユいところに手が届く設計になっている。前回紹介した「App 2 SD」と同様、アプリや機種によって使える場合とそうでない場合もあるが、メニューも日本語で分かりやすく、直感的に操作できるので、常備しておくと役に立つことだろう。

  • アプリを選ぶと、現在使用中の容量などが表示される。「内部ストレージに移動」をタップすると本体からメモリカードへの移動が行われる。同種アプリにも言えることだが、この「内部ストレージ」などの呼び名がいまいち分かりにくいのがネック

  • 移動完了。さきほどはゼロだった「内部ストレージアプリ」=メモリカード上の容量が6.12MBへと増加していることが分かる

  • こちらはメモリカード上のアプリの一覧。先ほどと同じ手順で、本体メモリに移動させることができる

  • アプリ一覧画面では、合計サイズや設置時間といった条件でアプリを並び替えることもできる

  • アプリのキャッシュを一括削除してくれる機能も備える

  • 設定画面。日本語化されているのでわかりやすい。なお広告がなく自動更新機能などがついたPro版も用意されている

>>「AppMgr III」のダウンロードはこちらから

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