見ているページを別のブラウザにすばやく切り替える「Browser Switch」

アプリ名:Browser Switch(Ver.1.0.2)
金額:無料(2012年11月9日時点)
カテゴリ:ツール
開発:nkj development
使用端末:Xperia acro HD IS12S
おすすめ度:★★★☆☆

 「Browser Switch」は、いまブラウザで表示しているページを別のブラウザで見たい場合に、簡単な操作で切り替えられるアプリだ。特定のブラウザでは表示が乱れるページを別のブラウザで見たり、複数のブラウザでの表示確認を効率的に行う場合に効果を発揮する。

 いま表示しているページを別ブラウザで表示する場合、一般的にはURLをコピーしたのち別のブラウザを起動し、URL欄にペーストするという操作を行うことが多い。しかし小さなURL欄に貼り付ける操作がうまくいかずにイライラしがちなうえ、操作が何ステップにも及ぶのでお世辞にも効率的とは言えない。

 本アプリを導入すれば、各ブラウザが持つ「ページを共有」機能を使って、ブラウザをスムーズに切り替えられるようになる。具体的には「ページを共有」で表示されるアプリリストの中から本アプリを探してタップすることで、インストール済のブラウザの一覧が表示される。そこから目的のブラウザを選択するだけで、URLが該当のブラウザに受け渡され、ページが表示されるというわけだ。

 本アプリが秀逸なのは、純正ブラウザか否かを問わず、どのアプリでも共通の操作で切り替えが可能なこと。すなわち「ページを共有」→「Browser Switch」をタップし、一覧からブラウザを選択、という共通の操作でブラウザの切り替えが完了する。「ページを共有」機能の呼び出し方法こそ各ブラウザで異なるが、それ以降のフローはすべて同じなので、操作に迷うことがない。切り替え先のブラウザを固定することも可能なので、さらにシンプルな操作で切り替えられるようになる。

 欲を言うならば、ブラウザ一覧の表示時に現在使用中のブラウザが見分けられれば、うっかり同じブラウザを再度選んでしまうミスを減らせそうだが、これはさすがに仕組み的に難しいだろう。スマホ向けページを表示したいのにPC向けページが表示されてしまう場合、Flashの再生をサポートするブラウザでページを見たい場合など、さまざまなシーンで活躍してくれるアプリだ。

  • 例として、CNETトップページをブラウザ「Opera mini」で表示したところ。スマホ向けページではなくPC向けページが表示されてしまっているので、スマホ向けページで表示可能な別ブラウザで表示したいとする

  • ブラウザ「Opera mini」のメニューから「共有」をタップする。ちなみにほかのブラウザでは「ページを共有」という名称である場合が多い

  • 共有するアプリの一覧が表示されるので、「Browser Switch」をタップする

  • インストール済のブラウザの一覧が表示されるので、表示したいブラウザを選択する。ここでは例として標準ブラウザを選択

  • さきほどのページが標準ブラウザで表示された。それ以外のブラウザでも同様のフローでページURLの受け渡しが行える

  • 設定画面で、使用するブラウザを固定することも可能だ

>>「Browser Switch」のダウンロードはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]